ノーベル物理学賞の小柴昌俊さん
先週の11月12日に、ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊さんが94歳で
亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします
作り、東大を退官する1か月前に超新星爆発によるニュートリノ11個
を観測した代表的な方ですね
その後のスーパーカミオカンデでニュートリノ振動をみつけて
同じノーベル物理学賞をとった梶田さんへの道を開いた方でもあります
ただね物理学賞は3名の共同受賞が通常ですが、この時は2名でした
梶田さんはもう一人として戸塚さんが受賞していたはずと言っていますね
(戸塚さんは亡くなられていた)
そんな逸話もあるカミオカンデ。スーパーカミオカンデ...
そしてさらに上を行くハイパーカミオカンデへとつながっていく
のでしょう。どれも小柴さんが開いた物理学賞の道ですね
小柴教授と神岡町の逸話も...名前に「カミオカ」を入れることを
固辞した事とか、住民登録も神岡町に移したとか...
鉱山の公害問題などで「神岡町」と言いたくないと話していた町民も
カミオカンデと小柴教授のノーベル賞で一気に「カミオカンデの町」
として胸を張って話せるようになったと言います
そして今は...神岡町にはさらに次の物理学にも影響する
「重力波望遠鏡KAGRA」も作られ、宇宙物理学の先端を行く街
になってきましたね
胸を張って出身地を話せるって...うらやましくもありますね