あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

選択的夫婦別姓は入口

民法750条で「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い

夫又は妻の氏を称する」とされており、法的にはそれが

夫婦の条件とも言えます(これが大前提)

ですが、それは法的なもの。《事実婚》という考え方も

判例などで認められていますが、あくまで「みんなが認めて」

いるだけで、お役所的書類には夫婦とはなりません

で、今話題になっているのは夫婦の氏(姓)は、「合わせなくても良い」

とするかどうかです

と...もちろん夫婦別姓とするわけではないので、これまで通りでも

一切かまいませんが、「そのままの姓を戸籍でも」認めようか?

というもの

日本では「家」制度が残っていることや、少子化により

男の姓を女が名乗るという風潮が一般化してしまっています

と...ここまで書くと分かる人も(もちろん知ってる人も)いますね

そうです、「選択的夫婦別姓」が男女平等を目指すも、否定するも

入口であり、防御壁でもあるから、形として賛否両論となっています

問題点である、「子供」「相続」などは法的に同性が夫婦の証拠

としているので、「選択的...」が成立したらこれらも変える必要が

あります

でも、与党...特に自民は明らかな反対の立場が見えてきます

この件の担当大臣の丸川さん(本名:大塚)は反対を表明していたし

いますし、「日本会議」という反対派の(国外からは極右団体)

要職を兼務している人ですが、自民党が検討するのを

丸川さんはもちろん、女性を入れずに男4人(反対派3名、表明無し1名?)

で構成して「ニュートラルに議論」だとしている

(座長には石原伸晃元幹事長、事務局長に西村明宏氏が就き、冨岡勉

奥野信亮両氏と合わせて計4人)

それも決めた下村政調会長は「拙速な議論はしない」と

やる気もないことを漂わせていますね

まあ...日本国民が選んだ政権です。国民はこれで良いと

思っているのかな?