あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

出口調査とアンケート結果

選挙が終わったばかりですが、選挙と言えば「出口調査

事前に投票者の何人かに聞き取りして、事前データとして
蓄積しておき、開票の進み具合と合わせてデータを確認し
全部の開票が終わらないうちに、「当選確実」を出すため
のもので、選挙管理委員会とは関係なく、TVなどの速報を
やるメディアなどで行われています
でも...TV局ごとに別々に出口調査をやっているので、抽出
にやり方で全体の予測と会わないことにもなります

また、最近増えている「期日前投票」は出口調査はやっていません

さらにはネット投票も導入を検討されたりしていますが
これもおそらく出口調査には使われないでしょう
(ハッキングとかされれば別でしょうが...)

全体の割合と、出口調査の割合が「ほぼ同じ」という前提で
開票途中でも「当選確実」と出しているわけですね

ただ、実際には間違ってしまうこともあります

新潟3区は自の候補に某局が「当確」を真っ先に出しましたが
ほかは出していませんでした。結果は「アンチ自」の無所属候補
が約50票差で当選となり、小選挙区当確で喜んでいた候補は比例
での当選となりました...結果は当選ですが、複雑でしょうね
まあ、相手候補が「当確」で落選を覚悟してら自分が「当選」
となって何が起こったのか??と一瞬戸惑った表情が面白かった
ですが...


アンケートも同じで、設問を変えれば答えは誘導できます

改憲」については文字通りメディアは「改憲派」とひとまとめ
にして国会の大半を占めたように書き、改憲の時期を言いだして
いますが、それでは国民も同じように考えている?

憲法改正に賛成」=「9条破棄」??

アンケートは単に「憲法を変えるべき?」と問えば、9条はそのまま
にして、別の部分が問題だと言う人のことも「9条が問題」と
ひとくくりにしてしまえます
改憲派」といわれる政党はすべてが安倍政権の「改憲」に
賛成しているとメディアは紹介していますが、そうだったのか?

「押しつけられた憲法」だから改憲という人たちも、
「戦争するための憲法に変えたい」と望んでのこと?

「はい」か「いいえ」で答えさせるアンケートは質問側に都合よく
答えを誘導できます。それは真実ではなく、特定の結論に誘導
できることになります。白か黒かのアンケートは注意しましょう


ちなみに...はいorいいえで答えてみてください

・日本の周辺諸国で、紛争や戦争の危険はありませんか?
・将来、これらの国の間で戦争が起こらないといいきれますか?
・日本も平和維持に関係しているとおもいますか?

・日本は絶対に戦争しませんか?
・戦争を仕掛けられたらたたかいますか?
・日本は周辺の平和維持に貢献すべきですか?

・国民はいざという時には武器を持つべきですか?
・身を守るため武器の使い方などを学んでおくべきですか?
・徴兵制で練習しておく必要は無いですか?

アメリカと協力しての平和維持は必要ですか?
・日本単独で平和維持できますか?
・日本は国民をまもれますか?
・もっと国民が防衛に協力すべきですか?
・防衛として徴兵制は必要ありませんか?

・日本は徴兵制無しに守られますか?

※徴兵制賛成と導く質問です、答えをはいorいいえに限ると
最後は徴兵制賛成と答えるしか無いように誘導できます
途中で反対の答えを出したら、最初に戻って問い直すだけです