あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

宇宙についての雑学

「宇宙の遠いところを覗くと、宇宙の始まりが見える」
光による情報は光の速さでしか届きませんから、たとえば10万光年先のことは10万年経たないと届きません
10万光年かなたの姿は10万年「前」の姿ということ

それで始まりをビッグバンとして、その情報はどれくらい経って届いているか?
測定したら役138億年経っているとされ、「宇宙の年齢が約138億年」と言われてきましたが...
ジェームズウェッブ望遠鏡による観測で、ほぼ完成した10万光年の直径の銀河がが、136億光年先で見つかりました
宇宙誕生から2億年で銀河系のような銀河が誕生しているのはおかしい...として
「宇宙の年齢は267億歳ではないか」と話題になっています

そもそも遠いところの距離は、ドップラー効果(赤方偏移)で図るのですが、誤差の大きさが大きいのですが
いきなり2倍というのもおかしな話です

結論はこれからの観測などを待たなければ...ですが、別の考え方もできます

宇宙の年齢は変えずに、「マルチバース」の考えが正しいとすると
別の宇宙から私たちの宇宙が誕生するときに、空間とともに完成した銀河も吸い出されて....なんて想像もなりたちますね

いま、宇宙論が面白いです