あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

福島での農業の現実!?

2011年の漢字は「絆」でした
震災で苦しむ人を助けようという人たちの「絆」のように
感じましたが、実際は違っていました
避難指示等で他県の学校に移ったら、「ばい菌」とか
言われていじめられ、「お前の親はおいしい思いをしている」
と言われなき偏見をつきつけられ...
翌年に見直してみれば...「福島包囲網」としての
「福島を排除する同士の『絆』」という文字だったのですね

個人的に福島を助けようとする人はいても、まとまると
「福島排除」の結論しか出てきませんでした
その偏見や差別に対してそれでも復興して福島に住み続けよう
とする人たちのいる福島県は、日本で一番輝いて生き生き
している人たちですね

ほぼすべての都道府県は少子化に取組ながらも
うだつの上がらないデータしか出てきませんでしたが
福島はもっとも少子化の問題をクリアしている県でも
あり、何度も行って見ても、その感想は変わりません

公表し続ける放射線量は、普通の値と変わりないことを
示し、県内のどこでも同様だとも言えます

まあ...それでも熱病に侵されているように「デマだ!」
「良いところだけのデータだ」と言い続ける人は
そもそも正確な情報を知ろうとはしていません
このような人たちの言葉からはウソやフェークニュース
しか出てきませんから、信じるのは危険です

実際に志をもって震災後の福島に来て、医療を手助け
していた人がもし「このままだと甲状腺がんが増える」
と感想を持ったとしても、それはデマだと言えます

「感想」とは個人的に異なる「先入観」と「場の雰囲気」
に流されるもの。原発事故=チェルノブイリ=甲状腺がん
と先入観を持っていれば、違う情報が来ても聞こうとはしません
診療などでは「自覚症状」を聞きだし「甲状腺がんの症状」
と思い込めばいくらでも感想は変わっていきます

私も「君の名は?」の映画は見ましたが、先入観としては
「人気の映画」としか情報が無かったので、見終わっての
感想は「感動しなかったし普通のレベルの映画」としか
言えませんでした
行ったからと言って、感想程度で言うのはこれまた無責任です
ここはしっかりとデータとして表すべきです

現地でずっと見ていた医師からは、「特に変化はないが
ストレス性の自覚症状はあります」と言っていました
ストレス性の症状でもガンになることはあっても
今現在、甲状腺がんになると言えるデータは無いのです

チェルノブイリでも10年たって違いがわかるようになった
といえます。ましてや6年ちょっとの現在を出しても
原発が原因だとは言えないでしょう。言ったら変ですから
そもそも甲状腺がんが増えているというデータはありません
福島の大学の先生もはっきりと述べています
(うまれたときからずっと福島で暮らしてきた先生です)