あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

日本の教育は振り返らない!?

この1学期の後半から2学期初めまで...高校生の自殺が
もっとも増える

昔は9月1日がブラックデーで集中していたが、夏の涼しさもあり??
8月中に2学期を始めるという北海道レベルの日程を組んで
いるのが通常なので2学期の始まりが8月になってきた
(実際は「授業時数」という学校へのしばりつけを生徒にさせろ
のクレーム対応なのだろうが...まあ外で遊んだりするという
物理・化学・地学などよりも数学や英語ができればよいのだろうが...)

自殺もいじめも、教育改革では一切の改善が見られてこなかった
そもそもそんな下々の生徒のことをかまうなというのだろうが...

本来日本を支えていくはずの子供たちを自殺へと追い込んで
それに対して何もしないというのは日本の制度としておかしい!!
まあ、いじめによる自殺じゃないかと思われればメディアも
騒ぎ、その原因をと...特定の事件として扱われるが、それを
生み出してきた教育制度には触れないことという忖度の下で
あくまでも「個人の問題」としか扱われなかった

政治家や行政は数字だけしか見ないで、聞こえの良い理想論として
「教育改革」をやるが、これまで学力でもいじめでも、改善が
見られたことはない

そもそもやったことの責任を取らないのが政治家であり、行政のトップ
と言われる人たちで、「結果」はどうでもいいことなのだろう
ただ、それでも日本の政治家などをあてにせず、自ら考えて
日本を支える教育をと考えているところもある

一つの例として、これまで改革で無くしてきた「夜間中学校」を
仙台などでは復活させると言われている
学力だけでない社会を何とかしようという改革として過去のものを
復活させるとどうなるのか?

そういえば山田洋二監督の「映画・学校」を思い出すと...こんなのが
「本当の教育」なんだろうなと理想の教育として考えてくれる教員も
居てほしい
(競馬好きで勉強に興味はなくても、オグリキャップのことを語りだすと
圧巻だった田中邦衛さんとか登場人物が良い)
※17回日本アカデミー賞の大半を総なめにしている

試験問題の解くことだけに特化させた高校教育で、大学のレベルが
どんどん落ちている。現在日本のトップを維持しているだけの
東京大学は世界29位にランク付けされている
新しい知識や学問・学力を取り入れようとしない日本の教育は
教科書しか知らない大学生を生み出す。それを目指す高校生も
周りを蹴落とすことに躍起になり、知識も人間としても成長は
しない・させない

この日本の教育...日本に頼っていてはだめだろうな



さらに予定や行事を決めたら、臨機応変に対応されては困るのが学校!
暑くても、晴れていたら外で行事や授業はやれと言うのが教育委員会なのだ

もし、変更したら校長は直ちに「変更理由」と「代替え措置計画」を上げないといけないのだ
もし複数のクラスだと、臨機応変は絶対やるなと教員同士が縛りあっている
でなければ、親から「なぜ子供のクラスだけ中止にしたのか?」とクレームにさらされるだけだから...

熱中症で倒れたりすれば、「おたくの子だから倒れたのでしょう」と心の中では
思っているのでしょう

今の教育現場には「臨機応変」は存在しません!