あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

連日の猛暑!? あることの不思議!?

年間で最大の「使用電力量」のピークを毎年の
《夏の暑さ》が示すのが常識なのだが...

あれ? 「電力不足」が叫ばれないのはなぜ??

暑さは40度を...というのが珍しくなくなっているのに
それならいつもの通りに「電力不足」「原発必要」が騒がれ
《無駄な電力の消費を抑えろ》と騒がれているはず

夏場の電力不足を「原発再稼働」の理由にするのは
無知な人たちですが、それはともかく現在はどうなっている
のでしょうか??

この猛暑の中で各地の電力会社は...「比較的余裕あり」
の状態で、私のいる東北電力では「切迫している」の
90%の使用量を超えたのは先月の2日だけですね

そのほかの猛暑・酷暑?時は80%代の状態でした
真夏のピーク時としては観測史上初と言っていいほど
余裕があったのです。ちなみに原発はほとんど動いていない
のにです

要因の一つは「太陽光発電」の普及
そもそも暑さの原因は温暖化ではなく「太陽」なので
暑いときは太陽がピーカン!の状態。暑さで発電効率
少し落ちでも、光としての太陽光は最大を迎え、発電量も
自然とピークを迎えます
その点、太陽光発電は真夏のピーク時には役に立ってくれます

そして要因のもう一つが「省エネ家電」の普及です
5年前に比べても白物家電はどれも10~30%ほどの省エネ
設計が進み、新しい家電になっているところが増えれば増えるほど
消費電力が抑えられていきます
その他の家電も同様ですから電力消費は全体でも20%ほどは
暑さに関係なく減っているのです
大口の工場などでも同じで、省エネがさらに大きく進んでいます

あらたな発電が増え、使う方は少ししか使わない

これで酷暑?と称される今年の夏も「原発なし」で余裕と
なっています

あれ? 原発再稼働はなんのため?