あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

北海道は原発に頼ることでブラックアウトへ

北海道のブラックアウトもつぎつぎと解消はしたものの
まだ節電を呼びかけられている
気候も地球温暖化では説明できないほど、温室効果ガスは
無力な状態で、8月には積雪も観測。ここへきて
やはり北部では氷点下も記録

冷え続ける北海道で、「泊原発」が希望だとのたまう人は
まだいますが、その泊原発に頼ろうとしてきた北電の考え方が
ブラックアウトにつながるシステム構築となってきたと指摘も
されるようになってきた

泊原発は3機あわせて200万キロを超える発電力があり
北海道の電力を賄うほどでしたが、東日本以降、見直しの
風潮と、世界的にも自然エネルギー利用と傾く中で、それでも
原発がある」と人口減少を続ける道内で「電化」を宣伝し続けて
きました

そこで2011年以降止められた原発...実は原発の弱点は
定電力送電の力はありますが、そもそも送電をちょくちょく
変更はできません
するためには数十時間かけて計画的に行わなければなりません
今回のことでもしも「再稼働」させようとしていたら
(無知な人たちはさせたいみたいですが...)
7年間も営業運転していなかったのですから、まずは電力を20万キロ
ほど送り込み(ただでさえも足りないと言うのに)
始動させ、巨大プールのお湯を沸かし(核の熱で)それから
発電系統が異常がないかを確認しながら発電をしなければなりません
1週間で済むわけでもなく、いまだに巨大電力を消費しながら
来月くらいには安定送電になるのでしょうか? これは何もなければ
の話です
何かあれば、福島の原発のような爆発になることも想定しながらの
運転でしょう

そのあいだ、道民は停電続きのままで...ということ

本州からも60万キロの補助を送っても原発始動に使われてしまう
ことになり、道民の生活はどうでもよいと...思っての「原発再稼働論」
なのでしょう

今となっては仕方なく、少しずつ水力の力で火力を立ち上げて
いますが、これは仕方ない状況

でも、持続させるには火力も工夫が必要でしょう
老朽化しているというのは、原発依存のために建て替えなどは
後回しにされてきたことが今となっては仕方ないこと
原因になった最大火力も11月くらいまでは点検修理を
しないといけないみたい。それまでよく発電を続けていましたね

電力会社と日本自体の「オール電化」と「原発政策」が
引き起こしたブラックアウト(北海道全電力消失)なのだから...

方向転換が防災・減災になるのかと思うのですが...