あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

二重国籍??

大坂なおみ選手は全米オープンに優勝しましたが
日本人の中には...「日本人じゃない」とか「日本人に見えない」
と騒ぎ立てて、アメリカ人同様に彼女にブーイングを送る
人たちもいます
一方、優勝を逃した選手が、「黒人女性だから差別された」的な
反論を審判に向けています

審判はルールに従ってやったこと。これまで何度も優勝した
彼女がルールを知らな酸かったとはいえません
テニスって差別で成り立っていたの?
ルールでしかも1試合2度目「ラケットをたたき折る」行為は
コーチの指示の件の後なので2度目のルール無視になり
事前警告も必要ないと思われます
テニスがルールに甘かっただけのこと?

そんなことよりも大坂さんの「二重国籍」を問題にするる人たちも
います。二重国籍について...無知な人たちですね
大坂さんは両親の国籍であるアメリカと日本の国籍を持っています
日本では「二重国籍」は認めていませんが、生まれたての赤ちゃんに
「どちらかの国籍にしろ」と強制することは無いはずです
判断できる年齢...ちなみに日本では22歳までに決めて
手続きを取れば良いことになっています
この時点で大坂さんはまだ22歳になっていないうえに
「テニスでは日本人として」と宣言をしていますので違法では
なくなります
あとは手続きの問題ですが、父方のアメリカ国籍は「英語が話せる」
などの厳しい条件がありますが、日本は「日本語」などの厳しい
条件はありません。彼女はどちらもまだ選べるのです
日本人から反感をかわれているくらいなら、アメリカ人になっても
良いのです。そのほうが幸せかもね

ただ、これは日本でも強制する法律ではありません
相手国によっては日本人国籍「のみ」にできないこともあるからです

国によっては、国籍は「与えられ」たり「剥奪」されたりしますが
本人の希望により「なくす」ことが認められないところもあります
たとえば、「父親の国籍を与える」とだけ決められていると
父親が国籍を変えない限り、本人の国籍はそのままだったりです
このばありは手続きもありませんので、「私は日本人」と
宣言をし、あとは二重国籍「解消の手続き中」としていくしかありません
もちろん日本はそれを認めています

まあ...国籍は政治利用されることもあり、「二重国籍」を問題視
する無知な人たちが野党議員を攻撃するネタにしていたことも
ありましたね
まあ...アジア大会で男子マラソンの優勝を争った2位の選手が
バーレーンの国籍の選手でしたが、政治利用で国籍剥奪が問題に
なっているところでもあり、有力なアスリートを引き込んで
バーレーン国籍の選手として大会に出し、国名を挙げているところも
あります

どんなときにも国籍が問題になったら、政治的陰謀が見えてきそうな
ところがありますね


国籍...本人が「日本国籍はいらない」と決めてならともかく
民族や片親の違いなどで「日本国籍はやらない」というのは、非民主主義で
反地球の考え方です