あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

メディアは「何」を伝えてきたか?

災害や震災と呼ばれることが起こった特に、メディアが
伝えてきたことは?? 風評被害を起こすことだけでした
と...厳しく言いましたが、結果がそうですから

東日本では大津波原発事故の映像だけを報道し、内陸では
ほとんど影響は無かった
放射能?? それもホットスポットって東京のど真ん中でも
見つかったりしたが、どうしたのかは報道しない
たぶんそのままなのだろうか?
福島はおかげで放射能では安全かどうかのデータを手にする
ことがほぼ全県でできるようになった
他県は...たぶん大丈夫だろうのレベル

それでも原発の事故報道のみのメディアによって「福島=放射能」と
国民に伝えてきた。実際は現在はむしろ他県より大丈夫になった
のだが、伝えようとはしない。風評被害をそのままにしてきたのが
メディアである

当時の石原都知事は東京の三社祭「中止」を宣言。「浮かれている
場合ではないのだ。日本が滅びるかもしれないときに」と
根も葉もない脅しで都民を縛ろうとした
もちろん...目の前の花見も自粛ムードへと...
(今の都知事は「排除」という)言葉で脅す人でしたが...)

それに対して被災地自体からの声が上がりました
「そっちはそっちで盛り上がってください...お願ですからお酒を飲んでください」
と...岩手の酒造会社?からの訴えでした

都知事の脅しを取るか?被災地の復興のために飲むか?
都民だけじゃなく国民に問われました

で、国民はその年...日本酒を飲んだのです。東北の出荷量は
近年にない量となり、てんてこ舞いになりながらもそれが
そのまま復興への勢いとなりました


被災地を「自粛」で沈黙させ、廃業に追い込むのか?

それとも「仕事が忙しい」としててんてこ舞いさせながらも
復興への勢いを付けさせるのか?

実は実際に被害を受けていてすぐには立ち直れないところも
近くが復興ムードになると、周辺の地域へと波及していくものです
電力のように全道に復興ムードが伝わるのはすぐでしょう

もちろん被害が実際に出ている所はすぐには無理ですが
それでも注文や旅行者が来てくれていたら、「何とかしないと!」
という気になり、それこそが復興を早めます

メディアがその気になれば、「北海道でもここは普段てどおりに
観光も宿泊もできます」と伝えれば良いのですが...
メディアはその力を持ちながらやろうとはしません
それが、メディアが軽蔑されるレベル低下へとつながってしまったのです

今年だけでも、豪雨での被害や大阪北部を含めた地震被害も
風評被害を作るだけでなく、そこへ安心して行けますという
情報を流すだけでも...しないメディアは...やりがいのない職場ですね
TVなんかはデータ放送でも良いのに...