国際天文学連合(IAU)が反発!!
スターリンク衛星で世界中どことでもネットワークを構築するとして
打ち上げが続いていますが、実は今月の3日に49基の打ち上げをしました
それだけならいつものニュースなのですが、このうちの40基が
地球に落ちてくるという事件が起こっていました
原因ははっきりしていて...「太陽活動」による地磁気嵐でした
実はネットでも簡単に調べられるのが《宇宙天気予報》のサイトで
日本で「宇宙天気予報センター」の名前で太陽の影響について
時々刻々と報告されていますが、確かに3日に起こった現象も
現在はレポートとして報告されています
(2/4,5と追加レポート付き)
実は地磁気嵐はこれまでも何度もあり、地球では大規模な停電を起こしたり
もある自然な現象です
磁気ですから特に電子機器への影響は大きく、誤作動などが起こることも
想定できます
ですが...打ち上げたばかりの49基中の40基が機能不全で落ちてきてしまう
というのは...対策として不十分でしたね
まあ...燃え尽きるから安全だ...では済まないこともあります
衛星は完全断熱で製作されるので、中を流れる電流による発熱は
冷やさなければなりません
以前はずっと「フロン」を使っていましたが、民間衛星はなにを
落下が原因ともいわれています
さらには...最近の打ち上げ衛星は光の反射が抑えられて6等級近くまで
暗くなったといわれていますが、最初に打ち上げられたものはそのまま
衛星として光輝いてもいます。宇宙観測には邪魔なだけですし
遠くの宇宙を見たりするときは6等級でも明るすぎます
せめてその100分の1にしないと...13等級以下にしてほしいですね
というわけで、国際天文学連合(IAU)はスターリンク衛星を2万基以上
打ち上げることに反対しています
ましてやそこから電波を出して電波観測にも影響していますが...
太陽活動でいつ壊れてしまうかわからないスターリンク衛星...まだまだ
増やしても何年も使えるのかな?
現在2000基を超えましたが、この10倍以上を打ち上げる計画ですね