あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

「クリスマス」の日ってどうして??

クリスマスがキリストイエスの誕生日...というのはデマなのは
知られてきました。誕生に関する聖書の記述からわかりますが
ではいつが誕生日??
そもそも初期のキリスト教では「誕生日を祝う」ということが
無かったとされています。また聖書自体が「誕生日」を悪い行事
のように記述されているので(誕生日の記述に悪いことが併記
されています)。キリストの誕生日はもちろんわからない状態です

では...わからないならいつでも良い...といっていいのか?
どうして12月25日になったのか?? これにはキリストとは関係ない
布教活動でローマに伝わったときのことが関係しているようです

特にキリスト教を国の宗教として決める時に...
(唯一神の教えや三位一体などで同一視できたのでしょう)

ここでは国境にするときにほかの宗教から改宗してもらう必要が
ありました。特にローマでは太陽神が崇拝されていて、「冬至」を元に
「復活祭」を行うという祭がありました。これが重要な祭りで
王が「この日が冬至だから、復活祭はこの日に執り行う」と毎年
決めていました

ただ...
ローマの太陽神は「生まれ変わり」にあたり、「あらたな誕生」を
復活祭として祝っていたのでキリストにも同じように誕生として...と
読み替えて国教にされたのです

このように「冬至」と「キリストの誕生日」がほぼ同じとされているようで
クリスマスのいろいろなものに「冬至」が関係しています

ツリーといえば一番上に☆星を付けますが、これが「ベツレヘムの星」
と呼ばれて、東方より賢者3名が導かれてキリストの誕生を祝おうとして
きました。(おかげで2歳以下の子供を全員殺すように王より命令が出されました)

ツリーである「もみの木」はドイツの精霊の祭りのものですし、飾る丸くて光る玉は
「りんご」(これもドイツのの風習?)と...どれもキリスト教というよりヨーロッパのもともとの
冬至の祭りのものでした

この様に「冬至」は重要な祭りの日でした
ちなみに今年は12月22日が冬至ですね

日本でも冬至にはいろんな風習がありますね?
かぼちゃやゆず湯など...!?