あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

歯磨きの新常識!?

ずっと以前は、歯磨きと言えば「食後3分以内に」と言われていました
が、現在はそれがいろんな意味で逆効果だとわかってきています

そもそも...虫歯になるのは食べカスなどを口内「菌」の働きで
酸性となり、それが歯のエナメル質を溶かす...ということで
「食後」に素早く歯磨きをして食べカスなどを取り除こう...
という考え方でしたが、これがそのまま虫歯になる要因でも
あることがわかってきました

考え方を変えれば、虫歯「菌」が居なければ食べカスも酸性には
ならず...なのだ

そこで最近では...「食前」の歯磨き、特に朝は「起きたら歯磨き」
が理想だといわれている
食事のときに虫歯菌が居なければ、酸性にはならない。
さらに眠りから覚めた時の口内のさまざまな菌を飲み込む前に
洗い流すことにもなる
(食後だと食事とともに飲み込んでしまってから...となる)

さらには食直後は...実は唾液の中のエナメル質修復物質が
酸性で解けた分をある程度修復している時間でもある
その修復を邪魔してしまうことになる。30分は修復のために
歯ブラシを当てない時間をとりたいものだと...

それに朝の起きてすぐの歯磨きにはインフルエンザや風邪などの
感染型の病気の予防にもなるという

唾液の働きがわかってきたから...昼間の歯磨きは不要だとも
言われてきた。唾液が出ていればの話だが...

あとは、唾液が出ない(出にくい)就寝中のことを考えれば
その間の菌の働きを抑えるために、寝る前にも菌を洗い流す
ための歯磨きは有効ということになる

そう...唾液の働きにより、「朝起きてすぐ」と「寝る前」の
二度の歯磨きは有効だと言える