ブラックアウト!?

北海道を台風21号が通った直後に「最大震度7」の
地震が発生し、震源の上にあった苫東厚真火力が
緊急停止。安全のために正常な反応だったのですが...

問題は...ここの1,2,4号機を合わせて165万キロワットを
発電しており、当時、道内の過半数の電力供給を担っていました
それが急に止まり、それで需給バランスを一気に崩し
他でも発電していた火力が、負荷の急激な増加に対応できず
これまた次々と安全のため自動停止していきました

結果として本州の3分の1の広さの北海道全域での停電
(ブラックアウト)となったのです

最大電力の供給元の直下での大地震なのは想定して
いなかったのかもですが
対応方法でも想定していませんでした

苫東厚真火力は石炭ですが、他の天然ガスや重油などの
火力はどれも急激な発電量の変化には対応できませんし
一度止まると、可動には電力が必要になります

ブラックアウトでは稼働(始動)させるための電力確保自体
が...とりあえずは水力での始動用電力を確保し、近くに
火力を始動、その火力が次の始動用電力源に使いながら
次々と火力を始動させます
それも...可動までには時間がかかります
(大量の水を沸騰させてからやっとタービンがまわせる?)

(水力の水は台風が少し供給してくれましたので使えますね)

さてさて...電気の大切さ...よくわかりましたが
頼らない生活も考えておくべきなのかな??

「オール電化」はエネルギー自体、なにもなくなります

ちょっといろんなところで見直さないと...かな?



ところで...原発があれば? そんなことを言っているとかいないとか?
考えてみましょう