あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

ブラックアウトと原発

ブラックアウトになった北海道には、原発があったはず!?

そうです札幌の東に「泊発電所」が東日本以降の全国的な
停止により発電はしていない状況です
ここだけでも最大200万キロワットを超える発電量が
できるのですが、原発自身も実は電力を使って発電するので
最大可動でも180万キロワット以下の送電になります
15%ほどは原発で使ってしまうのですね

それはともかく、「泊が稼働していれば...」安易に
考えてしまうのは無知な人で...
(ホリ〇モ〇)なんてドラえもんみたいな人が「稼働させる」
と言い始めているようですが、それは今になってからでは
意味がありません。ブラックアウトはすでに順調に
回復してきているから...

原発が稼働していればブラックアウトはさけられた」と??

それは逆です。そもそも北海道全域の電力の半分を1箇所で
まかなっていた北海道電力は、原発が動けば、原発に半分
ほどの電力を作らせていたでしょう

そこで直下型が来たら...原発そのものが大丈夫でも
稼働するのも始動するのも膨大な電力が必要な原発
外からの電力供給が止まった時点で緊急停止。
(これは東京電力の福島の原発がそうですね。
この状態で福島は水蒸気爆発を起こしました)

その後自前の発電車などで発電するまでの間、原発
緊急停止、さらに再始動には最低でも半日以上かかり
その間は他の発電で...

そうです、結局はブラックアウトになってしまうことは
わかりきっていますし
そのうえで、福島同様に水蒸気爆発していたら、西風などで
札幌などの大都市へ...となります
(その可能性が高い)

原発は幸運にも可動はせず、核燃料の冷却のための電力
で済ませられて、発電車などで対応できています
止まっていて良かったですね


どちらにしてももまだまだ電力の復旧には時間がかかりそうです
発電所の問題だけでなく、送電線の問題はニュースになって
いませんが...大丈夫だったのかな??
まだまだ正確な情報が無いですね