あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

原発推進する?

北海道のブラックアウト以降、原発推進派の人たちの
泊原発再稼働」で解決を...と騒ぐ人たちもいる

机の上での計算しかしないで、発電所の特性も知らず
計算だけの乾電池レベルシミュレーションで、「泊原発動かせば解決」
と言っているようだが...

机の上での計算ではブラックアウトは起こらないはずだった
大きな数値の発電所だったから..落ちた時の他への負担移譲が
うまくいかなかったのだが、それまでの20分弱で
泊原発を稼働...第二の福島原発事故になることは理解できないのだろう

水力などは水を落とせばすぐにタービンを回して発電できる

火力も2時間から6時間で発電を始められる

原発は1週間を要するのだ(3日でも実験的には可能だが)
急げば場合によってはチェルノブイリ事故の再現になる

火力も原子力も一度落ちると「始動」には電力が必要だ
乾電池では出来ない

当時、止まっていた泊原発は核燃料冷却のための電力を
慌てて自家発電で賄うことが出来たが、始動用には足りなすぎる
そもそも困っていた時には始動すら出来ないのだ

そして現在、火力が再稼働をし、まだ点検などで動いていないものも
あるとはいえ、「節電」を指示されることは無いまでに安定した

そもそも泊原発自体が老朽化しており、新しい審査基準に到底合格は
出来ないと噂される
それを...「審査をしないで稼働させろ」と言うのは安全なんかどうでもよい
という理屈で、必要性も薄いが30年前の安全基準で稼働させるのは
これまでの原発の安全確保自体を愚弄する話だ

そんな人たちに...「北海道の冬の電力は?」と聞かれても
そもそも「北海道なんてどうでもよい」と言いながらなので
答える必要もないし、これまでも冬を何度も越してきている
北海道電力に任せるほうが良い

それよりもトランプに追随してイランと国交断絶へと流れていく
政権自体が、北海道の電力を危機に陥れようとしているのだ



別件だが、夏の電力需要ピークは40度越でも発電に余裕があった
太陽光発電などの増加と、家電品の省エネなのは以前にも話したが
原発と太陽光はお互いにぶつかり合う関係で、その補助を水力と火力
でやることになるが、夏場は発電量が多すぎて、太陽光発電の売電を
抑えてくれとお願が出るほどだった
原発無しで夏のピークは心配なくなったのを証明してくれた
今年の夏
さてさて...冬へとなるのだがどうなるかな?
地球温暖化で暖房が要らなくなったらいいのにね