あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

トキソプラズマ補足とインフルエンザ・風邪の誤解

9日のログでも欠いたが、トキソプラズマについては補足して
おく。世界の三分の一が感染していると書いたが、実は
日本はひどい状態。理由は単純で《猫ブーム》が感染を
広げていて、検査していないから知らないだろうが
検査したデータからは、8割の国民が感染していることになる

まあ...症状は軽い咳や微熱など、ほぼ見逃されているが
もちろん脳への移動があれば、今の変な人たちの説明が
できるようなことになる
あおり運転やハロウィンの暴徒など、じつに簡単な説明となる


と...それとは別のことも言い忘れていた

日本人の特徴が...最近は「マスク」になっているが
このマスクはあくまでも「感染時に広げない」のが目的で
《予防効果》は無いといってよい
だから、外国人が日本に訪れてまずびっくりするのが
「日本人は病気(風邪など)の人が多い」という印象だそうだ
まったく、その通りです

それと何よりも、日本は世界の中でも「多剤耐性菌」を
みんなで作り出している国だとも言われる

医者に「風邪をひいたので抗生物質をお願いします」
という患者が多いが、これほど無知な人たちが多いのは
日本の特著の一つ

風邪には抗生物質はそもそも効かないのだ
せいぜいでもプラシーボレベルで、風邪を治療する効果は
抗生物質には無い
風邪と呼ばれるものは9割以上がウイルスによるもので
抗生物質は菌に対する物。さらには抗生物質を「予防」で
使うのはNGなのだ

実験で、風邪をこじらせた時の「肺炎」の菌と抗生物質
同時に取ると、ほぼ100%肺炎になるのがわかっている
抗生物質はあくまでも、菌による病気にかかってから
飲むものなのだ

WHOでもはっきりと「咳・のどの痛み・鼻水」の症状に
対して、抗生物質を使うな!と指導している

まあ、お腹がやられている場合は別だが、そうでなければ
風邪での抗生物質は、医者が処方すればそれは無知なのか?
点数稼ぎなのか?どちらかとなるし
患者が求めるなら、無知なのだということ

そもそも風邪の原因となるウイルスもいくつもあり
抗生物質どころか抗ウイルス薬でさえも使い分けが
大変なのだ

また、「点滴を」と求める患者もいるとか?
風邪での点滴は、治療薬が無いのだから入れるものは無い
せいぜいで水分補給程度しかない
だから、ポカリ〇〇〇トを飲むのと同じ効果しかなく
飲めない時は仕方なく点滴となるのだ
これも治ったと思うなら、プラシーボ(偽薬)効果ですね

ただし、予防注射(ワクチン)は最近は良く研究されていて
効果は明らかなデータとなってでています
ワクチンは予防としては最良ですね

インフルエンザなどの予防で、「うがい」「手洗い」などは
予防効果としては低すぎですからね
ほぼ予防効果なしとも言えます