あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

学校とエアコン...宗教みたいな不要論

豊田市では小1の生徒が教室で亡くなった。理由は「熱中症

小学校はこれまで二つの理由から「熱中症」を目指して
教育と称した荒行がされてきた...小学生全員を対象に!!

議会では「教室にエアコンは不要」とか「子供の時はエアコンの
中で生活させると体が弱くなる」「教室を快適にしてしまうと、
休み時間にも外に出て遊ばなくなる」「忍耐心が育たない」
「エアコンの場所と廊下の出入りで温度差による体調を崩す」
など、精神論や根性を育てる機会として、エアコンは学校に
入れるなという大人社会の指摘があった

そんな中、「もっと勉強させろ」と夏休みを短くして学校に
通わせようという大人の理屈もあり、酷暑でもエアコン無しの
教室で勉強をさせろと言われ続けてきた

そんななかでも現場では「公園なら風邪も通るし木陰もある」
とノルマ(昆虫を取るまで返さない)はかけずに屋外でという
判断は正常だと思う

ただ...ずっと外に居ても「授業やってない」とクレームが
来るだろうからとりあえずは教室に戻ることが縛りとしてある

結果としてエアコン無しの教室に戻って、大人とは違う子供の
特性として、熱中症が止まらなかったのだろう

子供は大人よりもはるかに熱中症になりやすい(根性や体力の問題ではない)
一つは、表面積が小さく熱を逃がしにくいのに、体重が軽く
外の熱で体温が上がりやすい
二つ目は、水分も体内で蓄えられず、脱水症状を起こしやすい
三つ目は、汗腺や自律神経が未発達で(小さな子ほど)体温調整が苦手
四つ目は、経験が無く、熱中症も脱水症状も...それらによる症状も
気づくのが遅く、根性を押し付けられると周りにそのことを伝えなくなる

結果として...倒れるまで周りも気づかない...熱中症の恐ろしさは
そのまま死に直結することだろうが


安倍首相が被災地の避難所に来るというのでその場所だけ慌てて
エアコンを設置していた
首相へは忖度できるが、子供たちは無視していいというのが
日本の政治体制で、エアコンの設置に国は一切の補助も出していなかった
自治体では心ある首長や議員が動いてのところはある
また沖縄のように基地がうるさくて夏でも窓を閉め切らないと
授業が中断し続ける場所ではおもいやり?防衛費?予算が出ている

このように首相自らなにもしないできたのだ

自分のことしか考えない首相などあきらめて、PTAとかで予算を
組んでエアコンを設置してしまうのが現実的だろう
PTAも寄付出来ないほどの弱小な組織で無ければだが...