あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

火星最接近!? 誤解がある!

7月31日の火星最接近の日に、三条市の「しらさぎ荘」にて
観望会が行われ、私ともう一人が講師と望遠鏡オペレータ
として解説してきました
集まったのは親子も含めて30名の予約制でしたが
楽しめたかな??

この日は惑星観察には絶好の機会で、夜21時までの間に

「金星」、「木星」、「土星」、そして本命の「火星」を
施設の15cm屈折望遠鏡で見てもらいました

時間ごとに望遠鏡で金星から順に見てもらい、全員が見終わったら
次の惑星を入れる

その合間に、私がそれぞれの惑星の話をやったり、宇宙の話を
やったり、質問を受け付けての解答を行ったりでしたね

火星はもともと20:30過ぎにならないと望遠鏡で入れられる
高さまで上ってこないので、金・木・土と見てもらったあとは
20分ほどいろんな話が出来ました

パソコンで地球と火星の位置が日ごとに近づく映像や
火星の極冠(北極と南極のドライアイス)やその下にあるという
水の氷の話、火星の砂嵐の話や、火星の月が次のJAXAの探査目標だ
とか...

興味を持ってもらえたようです

ついでに宇宙のことを「なんでも」といったら
《宇宙の果てについて》質問を受け、現在観測できるのが
138億光年先までだが、実はその地点はすでに470億光年さきまで
行っていること。その範囲では三角形の内角の和が180度だという
こととその意味について、かるく触れました

まだまだ、質問に答えたかったな...(^^;)


そうそう...知り合いの人が妙なことを...

会話形式で...

私「火星は見える?」
知人「望遠鏡が無いから見えない」
私「えっ? いまも月の右側に明るく光っているよ」
知人「だから...見えないよ」

と...望遠鏡が無いと見られないと思い込んでいるみたいですね??
そんなことないのに...上記の4惑星は何もなくても夜空を見上げれば
見つかりますよ

そうそう...Yahoo知恵袋でも別の質問の回答に...
「月は昼間は見えないので...」という解答がベストアンサー
になってました。知恵袋に幻滅してやめました
上弦の月とか下弦の月なんて昼間でも見えるのにね
それに金星も空が澄んでいれば昼間でも見られるのですが...

誤解が多いのが天文の世界とも言えますね

ちゃんと理解してくれる宙カールやボーイ?たちに話したいな