あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

大学入試制度に激震「英語」バージョン

今朝のwebニュースですごいことが報道されました
1年半後に迫った大学入試共通テストに参加表明していた
TOEIC」が撤退!!を表明しました

もちろん他の民間英語検定はあります
TOEICの利用による受験生はこれまでの検定受験者数の
割合から行くと...全国で1万人ほどとも言われていますが
それはいままでの推定!
大学入試の一つとして強制されると受験生はもちろん
跳ね上がるでしょうね

しかも、塾や高校でもTOEICを利用していたところは
大学入試に無関係になったことで慌てて他の検定に
シフトしなければなりません。それも出来るだけ
確実に...さらにはもっと高い級などなどにと
資格を求めさせることになります

進学校や進学塾はこれまでの指導教材を変えて
TOEIC以外でカリキュラムを組みなおすところも出てくる
でしょう

なぜこんなことに??

そもそも...大学入試を民間の検定試験で代用しようという
文科省の思いつきでした
(熟慮してのことならこんな問題はおこらないでしう)
こんなことが起こると反対する有識者や大学関係者、専門家
などは以前から指摘してきたことです

TOEICの撤退理由は「責任を持って対応を進めることが困難と判断した」
ということ。大学入試としての責任として、様々な点で
厳正で公平であることが必要ですし、もちろん適正な受験料や
年間の検定数も1度ではだめで、複数回実施が最低条件でしょう
結果に異議がでたら解答を含めた問題を公開する必要も
あり、もちろん説明責任が問われます

入試のための受験生が増える見込みが容易に想像できますが
日時や会場確保は(受験定員を設けなければ)?不正対策は?
(当該の塾や高校での受験は向きませんね)

文科省は...対策もなにもありませんね
このことは黙殺するつもりだったようです

一番影響を受けるのは受験生とその親!
学校や塾は検定試験の選択変えでしよぅから
検定としては今年からすでに影響してきますね

問題はこれからいろいろと発覚してきそうです