「うがい薬」の実験データは信じてよい?
維新の大阪の市長や府知事が「うがい薬のコロナウイルスへの影響」
で、「陰性が増えた」というデータを示しましたが信じて良い?
もちろん維新支持者などは「間違いない」と言って買いだめや
転売に躍起ですが...それにつられるお年寄りたちも買占めに参戦して
ますね。もちろんそれを狙っての大阪での発表でしょう
(狙いは...結果を見れば明らかですものね)
さてさて...コロナウイルスに対して陽性から陰性に変わるのは
検査が正確とすれば、ウイルスが取り除かれたのか?減らされたのか?
のどちらかですね
ここで考えるべきは「うがい薬」自体が持続的に有効なのか?
を調べるべきです。
うがい薬でうがいを毎日4回「した」グループと、「しない」グループ
で...それもどちらも20人程度で比較したと正当な実験データだとしていますが
これって...素人でも誤魔化しだなと分かるレベルの実験ですね
だって...うがい薬を「原液」でうがいさせたの?示していません
まあ示せませんね。大量の水で薄めてさらには「大量の水ですすぐ」
のが普通の使い方ですから
ということは、「うがい薬」が有効なのか? 水でも「うがい」が有効なのか?
の検証すらしていません
確かに洗浄・殺菌効果はあっても、1時間もすれば元に戻ります
どうみても「検査逃れのための有効なデータ」でしかないという発表を
わざわざ全国に行ったのですね
口内にはコロナウイルスなどだけではなく、体の抵抗力になっている
菌や唾液があり、それをキレイに殺菌・洗浄してしまうのは
せっかくの城壁を取り壊して無防備になるのと同じです
1時間後に様々な菌やウイルスが自由に入り込み、そして増殖していける
環境にしているだけでは?
ただの水ならそれほどのこともないでしょうが、一時的な殺菌に頼れという
戦略は...下策ですね
口内にも「働く細胞」たちや「働く細菌」たちが頑張っているのにね