あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

すごかった「マイ箸運動」・「エスカレータ渋滞運動」

人のため?自然のため? と称して様々なブームや習慣が
成り立ってきましたが、実際はどうだったのかな?

「マイ箸運動」(割りばし不使用運動)
蕎麦屋によっても割りばしを置かず、先の滑る箸が置かれて
いたりする
「割りばし」は森林伐採につながり、環境を破壊する!として
マイ箸を持って歩き、それで外食をしようというもの
ところが...実際は森林荒廃が進み、環境破壊は止まりませんでした
そもそも日本の割りばしは、木材として角材を切り出した余りから
作られていたので割りばしが森林伐採を起こすことは無かったのです
そこで割りばしを作る業者が日本から消えていき、「海外」の
割りばしが安く入るようになりました。もちろん割りばしのために
伐採して大量に作っていたものです

マイ箸ブームが、日本の森林の荒廃と、海外の森林伐採を助けて
きました
環境や地球保護と言われていても、実際には真逆の効果をもたらした
もの...他にもたくさんあります

環境にもエコにもならなかった自己満足のブームでしたが
今でも食堂などで割りばし無しでラーメンなどを出す店は
黙って...二度と行きませんが!?

あっ!でも「マイ割りばし」をもっていけばいいのか(^^)v



そして「思いやり」と称してエスカレーターの片側に一列に乗る
行為が、エスカレーター事故を増加させました。名古屋では
足の指を切断した人も居ましたが、片側に一列で乗る...なんてことが
始まってからのことです

そして都市部ではさらに「エスカレーター渋滞」を作り出し
エスカレーターに乗るのに何十メートルも並んで待つ...なんてことに
なり、並ぶのが嫌な人が右側(大阪は左側)を歩いて上っていくと
いう現象になっています。決して「急いでいる」わけではなく
たんに並びたくないだけ。そんなひとに「譲ってやった」と
自己満足しているのがエスカレーター文化です

エスカレーターはそのものが人が歩く速度に近い状態で
運転されています。歩いていてそのまま乗れば、ほぼ渋滞は
しません。実験するとわかりますが...
それを片側に並ばなければとスピードを変える人がいると
次々と渋滞が発生します。高速道路の自然渋滞と同じですね

ほんと...日本人...というか都会人は渋滞が好きですね

でも私は渋滞を作り出したい文化を持つ都会のエスカレーターは
最も乗りたくない物の一つです

さらにエスカレーター自体が歩くように設計してありませんから
歩く衝撃(体重の2倍ほど)で故障や損壊が起こりますし、
誰もいないエスカレーターを歩いて上るときは、遠近感を失い
めまいが起こったりもします。歩く行為自体が危険です

そして...並んで乗っている人を触れ合うように横を移動していく
人も居るわけで、もしその人が殺意をもってナイフを刺しながら
登ったら...さらに女性を追い越すときにはお尻や胸を触りながら
追い越していったら...

私の妄想なら良いけど安全ではないですね



でも、日本はこんな風に危険で考えのないことを
正義とか思いやりとしてしまう国民なのですね