あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

林修先生も「初耳学」

話題の塾講師の林修先生...引っ張りだこですね

そのうちの一つの番組「初耳学」ではすごいなと
思いながらも、ついに林先生が間違ったことを
話していたようですね
(直接は見ていませんでしたが、星のソムリエ
皆さんならわかることを、間違えて話していたとのこと)

どうやら...話の始まりは日本の旧暦から新暦への
変更が問題だったとか?

まあ、旧暦の「太陰太陽暦」から、西洋諸国の「太陽暦
に変えた理由...
江戸時代は年俸制でしたが、明治になって西洋諸国に
見習い「月給制」にしましたが、内乱もあったりで財政が
苦しく、さらには太陰太陽暦独特の「閏月」があり
これが19年に7回ほど順に同じ月を2度やるというもので
明治5年は12月を2度やるという閏月の年でした
財政も苦しかったので、西洋が使っている太陽暦に合わせて
しまうという言い訳で、1回目の12月2日に「翌日3日を正月(新年)
とする」と強引に決めました
これで西洋諸国と同じカレンダーを使えるようになりましたが
実は2日だけの12月の給料は払わずに済ませ、さらには
閏月の分も払わないという離れ業に出たのです

これが「初耳学」だったようですが、さらに付け加えた
林先生の話が実は間違っていました

それが...「10月が8を意味するOctoberなのはなぜか?」
というときに、林先生は「「ユリウス・カエサル」と
「アウグトゥトゥス」の親子2人が自分の誕生月を
『挿入』したために9月以降は2か月分、言い方がずれた」

と説明したそうな...これは間違いです

林先生は「ロムルス歴」という10か月しか無い暦の
存在を知らなかったことになります(これこそ「初耳」?)
その後に11月Januariusと12月Februarius
を付けて、ほぼ1年に合わせたのですが
その11月と12月を1月の前に持ってきたのがヌマ歴(ローマ歴)
の改変でした
この時に2か月分ずれたのであって、「ユリウス・カエサル」と
「アウグトゥトゥス」の親子2人は、自分の誕生月の名前を
変更しただけで「挿入」はしていません

ほかにも細かい話はあるのですが、どうやら林修先生は
知らなかったようですね

星空案内人(星のソムリエ)の人たちは正確に学んでいると
思います...私もそのように教えていますからね