今日は...後の名月
今日は「後の月」ともいわれる別名「栗名月」「十三夜」
日本は月を愛でるという独特の文化があり
旧暦8月15日の「中秋の名月」は有名ですが、実はもっと好まれたのが
旧暦の9月13日の「後の名月」と言われる《満月前の月》です
この【ちょっと欠けている月】が日本人にはとても好まれていて
確かに満月ほどではなく、心落ち着く所があります
(とはいえ、中秋の名月も十五夜と呼んでいますが、満月ではない
ことが多いですね)
後の名月=十三夜ですが、あまり知られていないのはなぜ?
ちなみに、この二つの名月はセットで見ると『吉』
一方しか見ないと『不吉』と呼ばれます
(江戸時代の吉原などでは...)
今年はどちらもこの10月にあるという珍しい月ですね
さらに31日は10月二度目の満月で、別名「ブルームーン」
でも離れているので今年で一番小さな満月ですね
ブルームーンは天文用語ではありませんから、決まった定義も
ありませんが、同じ月に2度の満月があるときに、その2度目の
満月のことと言われます
ちなみに月の満ち欠けは平均29.53日くらい
これをもとに、イスラムの暦などは作られていますね
だから、月日が私たちとまったく異なります(太陰暦)
以前の日本は中国に倣って月の満ち欠けを元にしながら
季節にも合うような暦を使っていましたね(太陰太陽暦)
世界共通の暦って...無いのですね