あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

「インフルエンザ」への誤解 !?

風邪とインフルエンザは基本的には別物

インフルエンザはウイルスで、光学顕微鏡などでは

見つけられません。それに対して、多くの風邪は

菌です。顕微鏡で病原菌は顕微鏡でも見つけられます

(風邪とは病名ではないので呼び方としてインフルエンザ

も含む場合もありますが...ここでは区別して話します)

インフルエンザウイルスに対して多くの方が誤解しているのは

このウイルスが「低温・乾燥」を好むと考えてしまっていますが

実は逆で、「高温・多湿」で活動が活発化します

だから、体内に入り込んで37度で体内の高湿度の状態で

一気に増殖するのです

一見...冬の低温乾燥期に「流行」するから誤解していますが

それは「感染」に好条件だからです。実はこのウイルスは

低温乾燥環境では「仮死状態」になってしまって、軽いので

空気中を漂うことが出来るためだけのこと

ただ..このウイルスにも弱点はあります

それは「極端な高温」と体内にある「抗体」です

40度を超えると活動は衰えてしまいます

さらには型が合う抗体により体内の細胞に取りつくことが

出来なくなり、増殖が抑えられます

ワクチンはこの抗体を体内で作らせる情報を免疫の司令塔

であるT細胞に覚えさせて置くものです

これにより、もし体内に入ってきたら、T細胞からB細胞へ

すぐに抗体を作らせて体内での免疫力で対応できるのです

(B細胞は抗体を作る練習も出来ます)

それが無いと、免疫細胞が捕食して分析し、司令塔の

T細胞へ情報を伝えるまで時間が余計にかかってしまい

その間にウイルスの増殖を抑えるのは遅れてしまいます

(まるで「はたらく細胞」状態!?)

ウイルスはこの「増殖力」が武器なので、それと

免疫力との戦いは体内でおこっている状態ですね

がんばれ! 免疫細胞!!

でも...「はたらく〇〇」ってマンガも面白いですね

(^^)

シリーズを電子版で読もうかな?

(電子版に挑戦!?)

もう一つ...誤解していることもあるので続きはまた...