あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

感染症の味方、デマ情報

このたび英国の研究者たちから「感染症拡大とデマ拡散の関係」

について研究発表がありました

その研究の仕方が...感染症の発生時に

1.情報を与えない時

2.正確な情報とデマ情報が流れた時

の二つでシミュレーション比較したとのこと

基準は「1」の情報を与えない時とし、感染症がそれよりも

拡大するか収束するか? で比べてあります

さて、正しい情報を80とし、デマを20としてネット上で流すと

シミュレーションすると、なんとデマの拡散が早く、あっと言う間に

60:40に...デマの割合が2倍になり、この状態で比較対象の「情報なし」

と感染拡大が同じになってしまうとのこと

デマ自体はネットでは感染症以上に拡散してしまうようです

ですからネットで検索したなどではデマこそが数多くヒットしてしまいます

ネット情報はデマの方が多いと自覚する必要がありますね

いろんな災害時でも、故意にデマを流す人が多いですが、人々を

恐怖に陥れるような情報は瞬く間に拡散して社会を形作ってしまいます

1999年に起こったノストラダムスの予言とされたものはただのデマでしたが

日本人は踊らされた人が特に多かったと言います

(ノストラダムスの母国フランスでは彼を知る人自体が稀でした)

同じように、恐怖を抱かせるような...「COVID-19は感染力も毒性も最高だ」

などのデマは瞬く間に広がり、それに合わせて実際の新型コロナの感染者も

増え続けました

エボラ出血熱でもデマが広がり、偽の治療が求められたりして

2次感染の拡大を起こしました

今回は...陰謀説で誹謗中傷がおこり、治療法は?と求める人たちに

エイズ藥」や「漂白剤」が効くと流したりしています

もちろん、正しい情報と正しい治療・対処が良いのですが、デマは

そこにつけこむのです

と...日本人は以前から「マスク信仰」という宗教を持っていましたが

それが今回は『日本人でマスクをしない人が居る』と騒ぎ立てるという

デマ拡散者(こういう人こそスーパー・スプレッダーと呼びましょう)

により、本来必要とされる人たちにはマスクが行かないように

市場から無くさせるという働きをしていました

(マスクがなくなるという「結果」こそがかれらの目的を物語っています)

対処法としては、英国の研究者のシミュレーションでも現れましたが

『デマを拡散させない』に尽きると言います

デマを見分ける大人となり、90%の人が拡散をしないでいたら

感染率までが1を切り、収束に向かうとデータでわかったと発表されました

さて、デマと感染症の拡大を阻止する人になるか?

それともデマを拡散させて感染症の対処を遅らせる人になるか?

選択肢は2つです!!