あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

福島に対する世界の目

ここ数日で、国連やイギリスから、「震災当時の福島での被曝による

様々な影響について」を大きく下方修正するというニュースが

流れました

スリーマイル島を超えて、チェルノブイリと同レベルと

評価された原発事故ですから、チェルノブイリと同レベルの

被曝で甲状腺がんなどの病気などが予想されましたが

《実際には被曝の影響と言えるデータが無い》という

結論を出しました。チェルノブイリなら10年後には明らかな

被曝患者が出ていますが、福島ではそれが見受けられないと!

そう、理由がじつはあるのです

一つは、食事

チェルノブイリは内陸地で爆発で放射性物質がばらまかれましたが

除染にも入れず、多くの食料は汚染物質が入った牧草を食べた牛などで

濃縮されたであろう乳や肉を食べ続けるしか無かった

甲状腺異常(癌)を予防するヨウ素なども直ぐには配給できなかった

(ウクライナが事故を隠したため対応が遅れた)

それに対して福島は...

ヨウ素を含むわかめの消費量が全国でも上位、海苔や昆布は

全国平均でしたが、平時からヨウ素としては取っていましたし

事故後直ぐに牛乳や地元家畜の肉などの消費をさせず、全国からの

「物流」で賄えたこと

二つ目は、除染

福島は農地も含めて除染を全域で行い、地面からの放射線量を

おさえました。今でも全国で一番の放射線量監視体制となって

施設や公園、道の駅など随所に放射線量計が数値を表示しています

農作物も2011年こそ放射線量が大きかったのですが、翌年からは

大きく減って行き、2014年以降は測定されないほど(検知されず)

で全国で唯一の《安全な農作物》を出荷し続けています

(他県は測定していませんからわかりません)

収穫量も2011年こそ落ち込みましたが、その後は回復を続け

現在では全国10位以内をキープしています

と...今では福島を「怖い」とするデータはなにも無く、思い込みで

誹謗中傷する人たちはいますが、まあ...いつでもそういう

人たちはいますね

チェルノブイリで福島を語った人たちの見識の無さがついに

露呈してしまいましたね