あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

ノーベル賞と薬

今年のノーベル医学生理学賞を日本人の本庶佑さんが
受賞!お祝いムードですね(^^)

ただ、某H元アナウンサーさんなどは受賞の2週間前に
薬の「オプジーボ」について自○党の街頭応援演説?で
《効かないのに高い》とコケおろしてましたが
受賞を知るや否や...「素晴らしい薬」と手のひらを返す
ことを平気で自分のブログに書きましたね

まあ...どっちを信頼するか?なのですが...ノーベル賞の方かな?

ただ、確かに「ノーベル賞だから万能で高性能」のように
イメージするのは間違いで、あくまでも通常の抗がん剤などが
効きにくくなった人に対して、進行したり再発したガンにしか
効果は認められていません
通常の治療でガン細胞が隠れ蓑を作り出して免疫から逃れるよう
になったら...その隠れ蓑をはがす働きなので、がん細胞そのものを
やっつける物ではないようです

誤解したまま...また宿便などのような都市伝説として残ると
そこに付け込んで金もうけだけ考えるやからが出てきますね

ノーベル賞を取った薬》として紹介され始めたら
眉にツバ付けて...が正しい対応でしょう

でも...デマなどが平気ではびこる日本では、格好の「詐欺ネタ」
になってしまいそうですね

通常の抗がん剤などの治療が最初は効いていたのに...最近は
なかなか効かなくなった...とか、再発して治療が難しくなった
という時に、補助的に使うべきなのかな?

とはいえ、最近のノーベル賞は研究や発見そのものよりも
その考え方や測定方法・治療方法について賞を出しているようです

がん治療の「考え方」としては斬新でこれまでにはなかったことなので
ノーベル賞! だという程度にしておくのが良いかと...
でも確かにすごいことでお祝いに値しますね