あすらん blog

日々の独り言をつづっていきます

プラシーボは都市伝説を生む

「科学」が「宗教」と違うのは、誰がやっても、いつやっても、
どこでやっても、同じように結果がでるかどうかである

STAP細胞は他の人が別の場所でやったら結果が違ったのだから
騒がれたSTAP細胞は確かに非科学でしょう

エスなどの宗教の奇跡も、その人がその時にその場所でないと
現れない...別の人では再現できないから宗教であり
科学ではないのだ


どの薬でも「プラシーボ効果」というものが実際に存在する
それは、実際には何の効果も無い偽薬でも
「とてもよく効く」と教えてから飲ませると《効果があった》
と感じるもの。また実際に効果が現れるもの



実は、世の中にはこの「プラシーボ効果」を使っていると
思われるものがいくつもある

薬とは認められていないのに、なぜか多くの人が信じている
ものがいくつもある
それを利用して、薬に似せた商品がいくつも出ている
そしてそれはそのまま日本人の「偽科学感」になってしまっている



飲むものとしては...「ブルーベリーやビルベリーは目に良い」
という偽科学は典型的なものだ

商品として売っている業者は「効果がある」と信じさせる
偽情報をいっぱい流す
プラシーボを超える効果は何もない。特にいえるのは
「体験談」としての情報しかないのは、効果が科学的ではない証拠

ブルーベリーは第二次世界大戦のあるパイロットの好物が
ブルーベリーで、彼は夜目が効いたとか?
そもそも本当の事かどうかもわからないことが発端で
科学的に証明できるデータも無いし、目に対する様々な症状などに
万能とまではいかないまでも、どれか一つでも具体的に
改善することなどは、これまでも無かったから
実証は...せいぜいでプラシーボレベルであり、それなら
ただの一杯の水でも同じ効果が得られることになる

色素などいろいろのものを効果があるというが、とれも
最後は「個人差」で片づけるレベルの非科学性しか無い
単なる、信じるかどうかの宗教と同じものになる

科学的にみえる原理が説明されてもいるが、それで症状が
良くなるという事は、どこにも証明されていない
詐欺の手口と同様で、関係ないことを説明して、あたかも
科学的に証明されているように錯覚させているだけだ



ただし、こんなことは日本では特に多いからあきれる先進国だ
さすがは「儲け」られればデマでも良いという地域性なのかな?

まあ...これまでも、「地球温暖化」や「塩分と血圧」
などなど...ブルーベリーレベルの非科学的な思い込みを
利用した議論を指摘してきたが、まだまだ他にもあるので
また順次、取り上げていこうと思う